今回は、個別株の選び方バリュー株編を記事にまとめました。
バリュー株って何?
どうやって選べばいいのかわからない。。。
といった悩みを解決していきます。
基本情報:バリュー株とは??
バリュー株投資は、安く買って、高く売るキャピタルゲイン(売却益)を狙った手法になります。
会社の価値比較して株価が割安であれば、その銘柄はバリュー株と判断できます。
一般的な割安の判断として、PER15倍以下 PBR1倍以下がバリュー株といわれています。
バリュー株を選ぶポイント3選
バリュー株を選ぶポイントをまとめました。
PER(株価収益率)15倍以下
PER(株価収益率)は、下記の算出され、株価と会社の収益力を比較する指標です。
PER=株価÷1株当たり当期純利益
この値が15倍ということは、投資した金額が15年で回収できるということです。
PERが小さくなる=株価<<<<<1株当たり当期純利益が成立するので、「利益に対して株価は割安である」と判断できます。
PBR(株価純資産倍率)1倍以下
PBR(株価純資産倍率)は下記の算出され、株価と会社の持っている資産を比較する指標です。
PBR=株価÷1株当たり純資産
式からわかる通り、PBRが1倍であれば、株価=1株当たり純資産となります。
PBRが1倍以下であれば、会社の持っている資産よりも低い株価となっているので、「純資産に対して株価は割安である」と判断できます。
自己資本比率50%以上
自己資本比率が多いということは、借入が少ないため、倒産するリスクが小さいと判断できます。
バリュー株に限らず、投資においてチェックすべき指標です。
おまけ+2選
2つ以上の指標を組み合わせた分析方法です。
ROE(自己資本利益率)8~10%程度
ROEは下記の式で算出されます。この値は、先ほどの自己資本比率と合わせて分析が必要です。
ROE=当期純利益×自己資本×100
自己資本をもとに算出される指標なので、純利益と資本が全く同じ2つの会社で見た時、借入が多い方がROEが大きくなります。
ROEをチェックする際は、自己資本比率と合わせて評価するのがおすすめです。
グレアムミックス係数 PER×PBR<22.5倍以下
PERとPBRを発展させた指標がグレアムミックス係数です。
バリュー投資の父と言われており、バフェットの師匠でもあるベンジャミン・グレアムが導き出した計算式です。
PERとPBRの合わせ技なので、バリュー株の厳選ができます。この係数を満たせる株はかなり少ないので、目安として使うのがいいかと思います。
まとめ
今回は、バリュー株投資を考えている人のための銘柄選定ポイントをまとめました。
ポイントは、収益、会社価値に対して株価が割安であるかです。
紹介した数値はあくまで目安なので、自分自身でアレンジしていくのもいいと思います。
このまとめを見て、個別株の投資の参考にしてもらえるとうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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